2012-12-28

鍛金体験

先日、鍛金の体験してきました。一枚の銅板を金槌で叩いて器の形にしていくのですが、これが思っていたよりも難しく、時間のかかる作業でした。工芸の展覧会では、大きくて造形的な鍛金や彫金の作品が展示されていますが、それらを完成させるまでの苦労は大変なものだと思います。何回も叩くうちにコツを掴んで、少しずつ銅板を絞れるようになってきたのですが、やはり先生のように綺麗にはいきませんね。でもとても面白かったので、また機会があれば、今度はじっくり時間をかけて銅のマグカップなどを作ってみたいです。

2012-12-20

ばってい!

先程無事、抜釘しました! まさかラジオペンチで抜くとは!まさに釘を抜くかのようにグリグリ、するっと。痛くなかったです。でも、まだ指は固定されたままで動かせません。包帯もグルグル巻きです。むむぅ~。記念にピンもらってきました(笑)

2012-12-17

今泉小学校で陶芸体験教室

いよいよ今年も始まりました、小学6年生の卒業記念制作、陶芸体験教室!
先週はその第一弾、宇都宮市今泉小学校に行ってきました。こちらの学校は今年で5回目くらいになるでしょうか?
「お姉ちゃんが作ったお茶碗うちにあるよ〜。今中3〜。お箸がお茶碗の上に乗っかるようにくぼんでんの。」
「へえ〜今使ってる?」
「使いづらくて使ってないみたい。アハハ〜。」
という楽しい会話も毎年の恒例行事だからできるわけで、卒業しても、小学校の思い出が形として残るという事はとても素敵な事ですよね。
 茶碗やコップを作りたい子には、粘土を紐にして積み上げていく「紐作り」というやり方を教えるのですが「1万6千年前の縄文人も同じやり方で器を作っていたんだよ。」というとみんなビックリします。作るのに夢中になって、給食いらないからもっと続けていたい、またやってみたい、という子供もたくさんいました。
 子供達はこれから先、携帯やパソコンを使う時間が増えて行くと思いますが、この体験を通して「粘土」という素材を感覚的に好きになって、大人になっても何処かで思い出してくれたら嬉しいです。





菊揉みのデモンストレーションを行うスタッフの大島君と床井君。ぐるぐるとアンモナイトのように形が変わっていく様子に「わぁーー!!」

2012-12-12

釉掛けday

今日は読カル生徒さんの作品に釉掛けをしました。今年の教室もラスト1回。
焼き上がりが楽しみですね~。

2012-12-08

長岡百穴古墳

このたくさんの穴の集まりは古墳時代に造られた家族墓で、実際の穴は52基あるそうです。穴の壁面には室町時代から江戸時代にかけて彫られた地蔵菩薩像や馬頭観音像が見られます。環状線を通る時に、車の中から見て、いつも不思議に思っていました。じっくり見た事が無かったので、この前の病院の帰りに初めて近くまで行ってみました。 人が石を削り、自然による風化でまた削られる。時の積層を感じる風景です。

 

2012-12-03

第44回日展入選作品 「環」(背面)

どちらを正面にするか悩みましたが、こちら側も面白いです。

2012-12-01

第44回日展入選作品 「環」

「現代の座標 工芸をめぐる11の思考」

一昨日は東京国立近代美術館工芸館に行ってきました。11人の工芸作家の作品は、その存在感、緊張感がビリっと伝わってくるものばかりでした。本で見た事のある作品も幾つかあったのですが、やはり実際に作品の前に行ってみないと、ものの本質は感じられませんね。もう少し数があっても良かったかと思ったのですが、勉強になりました。本館で開催中の60周年記念特別展も観に行きたいです。