2008-06-17

「インランド・エンパイア」

本日、何と四人の方(そのうち三人は昨日も会っております)に「なんか痩せた?」と口々に言われ、体調はすこぶる良い私は「????」と首をかしげながらそう言われる原因を考えておりまして…「あっ」と思い当たる節が二点。

一つは昨晩観たデビッド・リンチの映画「インランド・エンパイア」。もう一つは日中に行った「アトリエの掃除」。この二つの行為が私の体重を数キログラム奪ったのだと考えられます。自分の感性を最大限に押し広げて、来るものに身をゆだねつつも、最後まで集中を切らさず必死に脳内編集を行っていた「インランド・エンパイア」。三時間のリンチワールドに完全に飲み込まれた私は翌日のアトリエの掃除中もストーリーをつなぎあわせようと試みるも、さらに混乱を極め「もうこれ以上考えるのやめよ。で、あと二回は観よ。」とみなさんが陥るリンチ中毒に感染。
展覧会後のアトリエというものは「この部屋でいったい何が起きていたんだ」と自分でも思ってしまうくらいに乱雑極まりない空間なのですが、これをあっちに移動して…これを捨てて…これとこれを一緒にして…とやっていくうちに最終的にはすっかり綺麗に片付いてしまいます。ですが、リンチの映画はこの部屋の掃除のようにはいかないのです。あああっなんなんでしょうこの感覚。

2008-06-04

展覧会終了後

は乱れ飛び。益子の駅舎で映画「六ヶ所村ラプソディー」(核燃料再処理工場をめぐる村人達のドキュメンタリー)鑑賞しまして、翌日、宇都宮美術館で薄井隆夫さん(画家。アパートのたった十畳の部屋をアトリエとしている方ですが、とても大きな絵を描きます。一度お邪魔したことアリ。)の展覧会と小川倫生さん(ゼミ展のライブにゲストで参加していただきました。)のライブ&二人のアーティスト・トークを楽しんでパスキン展。工和会展(25日から千葉県市川市)のDM&チラシを制作途中でジャズピアノレッスンに行き、8月日比谷野音東京スカパラキクチペペチケットゲット!(←略しすぎて早口言葉のようになってしまいましたが7月のクインテッドもゲット。)久々轆轤で一輪挿しを挽き、先程帰宅すると机の上には本日6月3日の東京新聞栃木版。こちらの「わたし流」というコーナーにワタクシの記事と写真を掲載して下さいました。映像編集の世界から陶芸の道を志すようになったことなど、興味のある方がいらっしゃいましたら、是非御覧になって下さい。

2008-05-30

作陶展 終了

「谷口直之&板東光太郎 作陶展」に御来場下さいました皆様、誠にありがとうございました。長かったような短かったような、普段とはまた違ったリズムで過ごした10日間。御来場されたお客様との会話も楽しく、とても充実した展覧会となりました。陶芸家どうしで行う二人展は初めてでしたが、現在の二人の個性を存分に発揮することができました。これからもお互い切磋琢磨しながら新しい作品を創り続け、またどこかで発表できればと思っております。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。



右側のメガネがワタクシで左側が光太郎さんです。(撮影: K's clubBOSSさん。今回の展覧会で大変お世話になりました。奈良のお花屋さんです。)

2008-05-25

作陶展 会場風景

上がワタクシ。下が光太郎さんの作品です。





2008-05-22

二人展開催中!

いよいよ始まりました!谷口直之×板東光太郎 作陶展。これから少しずつこちらのブログに展示会場の風景を載せていきたいと思っています。

下の写真の作品は光太郎さんの作品です。とても上品で優しい器ですよ。
お時間ございましたら是非会場までお越し頂いて直に作品に触れてみて下さい。
皆様の御来場を心よりお待ちしております。


2008-05-19

窯出し

たった今、窯の扉を開けました。
なかなか良い感じに焼きあがっております!
これからそっくりギャラリーの方へ搬入します!