2011-07-09
第3回谷口ゼミ展のお知らせ
7月22日(金)~8月8日(月)まで、第3回谷口ゼミ展を開催致します。
谷口ゼミとは、陶芸家谷口勇三を講師とし、月に一回陶遊舎で行われる若手作家の勉強会のことです。ゼミでは制作中の作品やアイデア、デッサン、マケットなどに対して自由に意見を出し合い、ディスカッションを重ねる中で、制作の方向性を定めたり、ものづくりの意識を高めていきます。今回のゼミ展のテーマは「思考する平面」と「身に着けるアート」です。この二つのテーマをゼミ生9人はどう表現するのか?素材も手法も異なる多種多様な作品が並ぶ第3回谷口ゼミ展。是非この機会にお楽しみ下さい。
第3回谷口ゼミ展
「思考する平面・身に着けるアート」
石井香梨 井上文 岡本沙都美 奥住陽介
鯨敏枝 斉藤大介 鈴木明子 谷口直之 北條はるか
期間 2011年7月22日(金)~8月8日(月)
時間 AM11:00~PM5:00 ※水曜定休
場所 Kyohan six gallery
〒321-4217
栃木県芳賀郡益子町益子706-2
以下シックスギャラリーのディレクター藤原郁三さんがDMに書いて下さったコメントです。
「もっとも新しいものが、もっとも現代的である」という現代美術のテーゼ通り、あらゆる手法はすでに出尽くしている。
テーブルの上はもはや入るすき間もない。ならばテーブルの外から一石を投じて引っ掻き回すか、もしくは類似性を気にせず、自分のやりたい事をするしかない。
谷口ゼミの9人の若い作家達も周りを気にせず、それぞれマイペースで様々な表現手法を試みるが、どちらかというと穏やかで静かな表現が多い。身近なものに目を向け、その中からアートを引き出そうとしているせいかも知れない。
アートは特別なものではなく、平易で取っ付きやすいものであることを気付かせてくれる。
師がエネルギッシュだと、逆に地に足が着くということか!
是非御高覧下さい。
Director 藤原郁三