ケーン!とキジの鳴き声が。
陶遊舎の裏庭でめっけ。
2008-04-29
2008-04-25
オブジェから食器へ
大変遅くなりましたが、日工会展に御来場下さいました皆様、誠にありがとうございました。
「卵が開いてなにかが孵化するような感じ」
「内部で蠢いているようだ 」
「即興的」
「頭がおかしい」←(オイっ!(笑))
「ぞうさんだー!」(三歳児(笑))
「鳩でしょ?」(その子のママ…(泣))
などなど
沢山のご感想を頂くことができ、大変嬉しく思っております。今回の作品に関しましては多少荒削りでも、力強さや勢いを出していこうと思っていました。会場の中にあっても、それが感じられたので満足しています。また土とは異なる素材を使った、他の作家の方の作品には勉強させられることが沢山ありまして、 (どうやって創っているのかが全くわからないので出来上がるまでのプロセスに非常に興味があります。時間があれば実際にやってみたいくらいです)個人的には漆や紙 の作品が好きです。
今後も、意欲的な作品を創っていきたいと思っておりますので宜しくお願いいたします。
さてさて気がつけば4月もあとわずか、今年のゴールデンウィークは皆様いかがお過ごしでしょうか?私は来月20日から宇都宮で二人展をやる予定となっておりますので、ひたすら作品を創る毎日となりそうです。今回の二人展ではお皿やカップなどの食器類を沢山出そうかと思っておりますので、指導所なみに轆轤をガンガンまわしております。さあどんな作品が出来てくるでしょうか?
詳細は追ってお知らせしたいと思います。
「卵が開いてなにかが孵化するような感じ」
「内部で蠢いているようだ 」
「即興的」
「頭がおかしい」←(オイっ!(笑))
「ぞうさんだー!」(三歳児(笑))
「鳩でしょ?」(その子のママ…(泣))
などなど
沢山のご感想を頂くことができ、大変嬉しく思っております。今回の作品に関しましては多少荒削りでも、力強さや勢いを出していこうと思っていました。会場の中にあっても、それが感じられたので満足しています。また土とは異なる素材を使った、他の作家の方の作品には勉強させられることが沢山ありまして、 (どうやって創っているのかが全くわからないので出来上がるまでのプロセスに非常に興味があります。時間があれば実際にやってみたいくらいです)個人的には漆や紙 の作品が好きです。
今後も、意欲的な作品を創っていきたいと思っておりますので宜しくお願いいたします。
さてさて気がつけば4月もあとわずか、今年のゴールデンウィークは皆様いかがお過ごしでしょうか?私は来月20日から宇都宮で二人展をやる予定となっておりますので、ひたすら作品を創る毎日となりそうです。今回の二人展ではお皿やカップなどの食器類を沢山出そうかと思っておりますので、指導所なみに轆轤をガンガンまわしております。さあどんな作品が出来てくるでしょうか?
詳細は追ってお知らせしたいと思います。
2008-04-10
「第18回 工芸美術 日工会展」開催のご案内
日本の工芸美術が面白くなってきたのか、それとも自分がその魅力に気がつけるような感性になってきたのだろうか。
今週の土曜日より東京都美術館にて「第18回工芸美術 日工会展」が開催されます。陶芸、漆芸、染織、和紙、皮革、金工、木・竹、七宝、硝子、人形、など様々な素材と技術、自由な感性から創り出される工芸の美、約240点を一堂に展示いたします。
僕の作品も入選することができました。作品タイトルは「risk」。危険を伴いながらも未来へと果敢に挑戦していくイメージを形にしました。最初からこの形が頭にあったわけではなく、後半部分(二つに分かれた上半分)は粘土を足したり、切ったり、ひねったりと苦悶の試行を繰り返しながら創作を進めていったので、非常に即興性の高い作品となりました。形を考えるときはついつい思弁的になりがちですが、頭で考えていても到達できなかった、感覚を大きく揺さぶるような場所へモノやカタチは連れて行ってくれます。できることなら観賞するだけでなく直接手で触れて、その質感までもを感じ取っていただきたいと思っているのですが、展覧会となるとなかなか難しいですね。
工芸美術というと渋いイメージがありますが、今回の図録を見てみると、古典を含みつつもモダンで華やかな作品もあり、自然の素材そのものについても再考させられます。まだまだ僕のような若い世代が工芸美術に触れ合う機会は少ないようですので、興味を抱く若い鑑賞者が増えて老若男女問わず沢山の方々に御高覧戴ければ幸いです。
第18回工芸美術 日工会展
期間 平成20年4月12日(土)~20(日)
入館時間 午前9時~午後4時30分(※最終日は午後12時入場終了)
場所 東京都美術館・第一彫塑室A
僕は12日の午後に会場に行く予定です。
お近くまで来られたら是非お立ち寄り下さい。
今週の土曜日より東京都美術館にて「第18回工芸美術 日工会展」が開催されます。陶芸、漆芸、染織、和紙、皮革、金工、木・竹、七宝、硝子、人形、など様々な素材と技術、自由な感性から創り出される工芸の美、約240点を一堂に展示いたします。
僕の作品も入選することができました。作品タイトルは「risk」。危険を伴いながらも未来へと果敢に挑戦していくイメージを形にしました。最初からこの形が頭にあったわけではなく、後半部分(二つに分かれた上半分)は粘土を足したり、切ったり、ひねったりと苦悶の試行を繰り返しながら創作を進めていったので、非常に即興性の高い作品となりました。形を考えるときはついつい思弁的になりがちですが、頭で考えていても到達できなかった、感覚を大きく揺さぶるような場所へモノやカタチは連れて行ってくれます。できることなら観賞するだけでなく直接手で触れて、その質感までもを感じ取っていただきたいと思っているのですが、展覧会となるとなかなか難しいですね。
工芸美術というと渋いイメージがありますが、今回の図録を見てみると、古典を含みつつもモダンで華やかな作品もあり、自然の素材そのものについても再考させられます。まだまだ僕のような若い世代が工芸美術に触れ合う機会は少ないようですので、興味を抱く若い鑑賞者が増えて老若男女問わず沢山の方々に御高覧戴ければ幸いです。
第18回工芸美術 日工会展
期間 平成20年4月12日(土)~20(日)
入館時間 午前9時~午後4時30分(※最終日は午後12時入場終了)
場所 東京都美術館・第一彫塑室A
僕は12日の午後に会場に行く予定です。
お近くまで来られたら是非お立ち寄り下さい。
2008-04-08
レトロチック配電盤
僕のアトリエは大谷石採石工場の跡地です。
当時のいろんなモノが今でも残っていて、たまに夢の中でスイッチを入れて動かしたりしています。
昭和44年の配電盤。
工場がいつまで稼動していたのか定かでは無いのですが、まさかそれから38年後のこの部屋で、粘土をこねくり回したり轆轤を回したりする奴を見ることになるなんて、思ってもみなかったでしょう。(お香焚いてアヤシイ雰囲気でリラックスしたりアフロポリで踊ったりジャンベ叩いたりノイジーなギターをかき鳴らしたりする奴らなんて全く想像できなかったことでしょう。)
ケイタイデンワ。ノートパソコン。アイポッド。
驚きましたか?
これが未来の電子機器。
世の中は便利になりました。しかし豊かになったとは思えません。
これからの将来は、手仕事に従事する人間がカギを握ると思います。
もう針を振ることの無い電流計に、「やったぜ!どうだ見たかっ」とVサインを送る。夢。
当時のいろんなモノが今でも残っていて、たまに夢の中でスイッチを入れて動かしたりしています。
昭和44年の配電盤。
工場がいつまで稼動していたのか定かでは無いのですが、まさかそれから38年後のこの部屋で、粘土をこねくり回したり轆轤を回したりする奴を見ることになるなんて、思ってもみなかったでしょう。(お香焚いてアヤシイ雰囲気でリラックスしたりアフロポリで踊ったりジャンベ叩いたりノイジーなギターをかき鳴らしたりする奴らなんて全く想像できなかったことでしょう。)
ケイタイデンワ。ノートパソコン。アイポッド。
驚きましたか?
これが未来の電子機器。
世の中は便利になりました。しかし豊かになったとは思えません。
これからの将来は、手仕事に従事する人間がカギを握ると思います。
もう針を振ることの無い電流計に、「やったぜ!どうだ見たかっ」とVサインを送る。夢。
2008-04-05
レトロチック天秤
え~と釜戸長石を1.4gに朝鮮カオリンを0.5gで…うおおっ入れすぎた…あああっ…ガタン!
と地道に分銅を乗っけながら新釉薬の調合実験を行う今日このごろ。ちなみにこのおいしそうな色とりどりのアメ玉の数々は、僕が益子の指導所の研究生のときに一年間ひたすら作り続けていたテストピースのほんの一部です。ざっと数えて全部で一万個は超えていると思います。指導所では電子天秤だったので測定も早かったのですが、今はこのかっこいいレトロな天秤でイライラしながら(笑)。陶遊舎で長い間眠っていたのを呼び覚ましたのでございます。
2008-04-04
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