2008-08-10

ああっ懐かしい…

暑くなればなるほど体の調子がどんどん良くなり、スイッチ強の扇風機なみに高速で回転してトバしまくる、どうやら熱帯仕様に作られているようですこの身体。そういえばインドへ行った時なんかも、毎日気温が40度近くなるバラナシで、しかも日中5,6時間の停電はあたりまえ、部屋の天井のプロペラも動かず水も出ない、といった状況でも汗だくになりながらひたすらタブラを叩きまくっておりました。インドへ行った人は「もう二度と行きたくない…」か「絶対また行きたい!」のどちらかに分かれるといいますが、僕は断然後者であり、そんな思いで日本に帰ってきたとたんにガクンと体調を崩し、しばらくの間腹を下しておりました。「ああっ…これは調子に乗って露天で売っていたキュウリとかスイカとか喰っちまったからだな…。ガイドブックとかに、絶対食べてはいけません、とか書かれてあったの知ってたけど、まぁ最後だからいいかと思って試しに喰ったらこれだ…なんでインドで中った時のために買った整腸剤を帰国後に開封して飲んでんだ俺は(笑)。こりゃなんか変なの持って帰ってきちまったか?医者に診てもらうか…」と近くの病院で診てもらったところ先生は一言、「日本の風邪です。」なんと病名は「風邪」でした(笑)。インドでの暴食全く関係なしっ。どうやら4月上旬の涼しさに、僕の体がうまく順応してくれなかったようです。

北海道は今涼しいらしいですよ~。今日、光太郎君から電話がかかってきまして
「ど~も~おひさしぶりで~す。どうですか?そっちは暑いですか~?」
「もう暑くて暑くて~みんな溶けちゃってますよ~アハハハハ(笑)そっちはどうですか~?」
「こっちは結構涼しいですよ~半袖じゃあ寒いくらいですね~。」
なぁ~んて言ってましたので、僕が今行ったらすぐ風邪ひいちゃいますね(笑)。

2008-08-08

ダブルカウントダウン

僕の記憶が確かならば、今年の日展の搬入日は今日からちょうど2ヵ月後の10月7日のはず。その日はなんと、ワタクシの30歳の誕生日であります。本日、作品化するためのマケットを決定し、いよいよこれから大作へ挑みます。どうやら20代最後の二ヶ月間は自分自身との壮絶な戦いが繰り広げられそうです。

え~そんな中、こちらのブログではわたくしの個人的な「息抜きの場」として、メチャクチャな事を書いて、書いたら書きっぱなし、というカオティックな状態が続いてしまいそうなので(笑)しばらくの間コメントが投稿出来ないような、非常に安定した設定にさせて頂きます(笑)。こちらのブログを御覧の皆様、コメントを下さる方には本当に申し訳ないのですがどうか御了承下さい。何かございましたらメールにて御連絡下さい(プロフィール欄のE-mailからお願いします)。
ちょこちょこと覗いて下さる方々が思った以上にいらっしゃってびっくりしております。どうもありがとうございます。
また引き続きブログを楽しんで頂けたら幸いです。

2008-08-07

チョコレート・Monkey Mush Down・ディスコ

「ポリリズムっちゃあパフュームっすよねえ。ロッキンオンジャパン行ってきたんですけどマジヤバかったっす!ダンス超ウマくて三人のポジションがクルクル入れ変わるんですよ。歌は口パクでしたけど。客も凄くてフェスなのにパフュームの時だけ入場規制されちゃって。でも僕はこのフィジカル使ってどんどん前に行っちゃいましたけどね!」と灼熱の夏フェスの興奮冷めやらぬ、全身真っ黒に日焼けした20歳の若者と一緒に先程まで仕事をしておりました。
「おおおっそうかっ!パフュームか。確かにあの三人のダンスはキレ味いいからなぁ。ちなみに俺は先月渋谷でダブ・セクステットっちゅうこういうポリリズムで度肝を抜かれたんだが、どうかねこっちの音楽は?。」

2008-08-04

どうやら対談好きのようです

8月3日
立ち読みは世界を変える。いやそんな大げさな。「その日の予定を」にしときましょ。
とある本屋でパラパラめくる「文學界」。ムムッ。ハイッこれ図書館行ってじっくりと。パタンッ。「福岡伸一×川上未映子」対談。「われうわれは蚊柱に過ぎない」って。自分が小さなガスの集まりのように思えてくる。続いて「新潮」。「多和田葉子×川上未映子」対談。「からだ・ことば・はざま」。前にも書きましたし、陶芸やっていてわかってきたことがありますが、「脳が全てを司る」っちゅうのは…考えられん。「身体」が在る。しかも「複合リズム」で出来上がっている。という多和田葉子の言葉が妙に腑に落ちる。ほれこれポリリズム。キクチナルヨシダブオービッツ。

訂正。思考は上手に溜めるものだ。

2008-08-03

科博

0718(F)

上野の国立科学博物館へ行く。美術館ではなく博物館。動物園にしようかと思ったがやっぱり博物館。企画展のGOLD展では金塊をぐわっしとつかんで持ち上げることが出来る。銅や銀に比べてかなり重いのだ。この時だけはみんな相当な金持ちになれるのである。米粒くらいの金からB5サイズの金箔が出来上がってしまうのには驚いた。

続いて地球館。14年間かけて改修工事をおこなって昨年リニューアルオープンした常設展。地下三階の宇宙・物質・法則のフロアだけで一時間以上いた。宇宙は最初豆粒くらいの大きさでビックバンが起きて膨張し続けて…。A4サイズの銀河ができた。んなわけがない。それではビッグバン「前」には、膨張の「外側」には何が?なんて考えていても答えは出ない。確定的な答えを出そうとすると心を病んでしまうので哲学へ向かいましょう。っととと…ここは科博。内田樹の思考と強引にこすりあわせてしまったがこの人面白い。あああっもう渋谷へ向かわなければ。見ごたえありすぎて地上のフロアまで周れず…。月一でここに来ることをお勧めします。

2008-08-01

中身は熱い。

ブログをしばらくサボっていたら8月になってしまいました。先月は結構色々な所に行ったり、本を読んだりしていたので新しい発見がたくさんあって面白かったです。ただそれらを日記に記そうと思うと、余計に考えてしまって書くのが面倒になり結局このあり様…。毎日のように日記を書ける人はすごいです。しかもそれが面白くて文学のようで本にまでなってしまう。新宿のタワレコで、「いちばん冷えている本」はどこにあるのだろう?と冷房の効き具合だけをガイドに本を探し、「うわっここ目茶苦茶寒っ」と立ち止まった所に平積みされていたのがこの本。「中原昌也 作業日誌2004-2007」。
金も思考も言葉も自分だけにとどめていては詰まってしまいます。うまく流して循環させましょう。