いよいよ今年も始まりました、小学6年生の卒業記念制作、陶芸体験教室!
先週はその第一弾、宇都宮市今泉小学校に行ってきました。こちらの学校は今年で5回目くらいになるでしょうか?
「お姉ちゃんが作ったお茶碗うちにあるよ〜。今中3〜。お箸がお茶碗の上に乗っかるようにくぼんでんの。」
「へえ〜今使ってる?」
「使いづらくて使ってないみたい。アハハ〜。」
という楽しい会話も毎年の恒例行事だからできるわけで、卒業しても、小学校の思い出が形として残るという事はとても素敵な事ですよね。
茶碗やコップを作りたい子には、粘土を紐にして積み上げていく「紐作り」というやり方を教えるのですが「1万6千年前の縄文人も同じやり方で器を作っていたんだよ。」というとみんなビックリします。作るのに夢中になって、給食いらないからもっと続けていたい、またやってみたい、という子供もたくさんいました。
子供達はこれから先、携帯やパソコンを使う時間が増えて行くと思いますが、この体験を通して「粘土」という素材を感覚的に好きになって、大人になっても何処かで思い出してくれたら嬉しいです。
菊揉みのデモンストレーションを行うスタッフの大島君と床井君。ぐるぐるとアンモナイトのように形が変わっていく様子に「わぁーー!!」