(忙しすぎてブログ内の時間が実時間に追いつかず、こうやって時間を遡りながら過去を埋める作業をしていますと、何だか自分が二つに分かれて追いかけっこしているみたいで不思議な気分になりますね。いつになったら追いつけるのでしょう?
さて続きを…)
渋谷のBukamuraオーチャードホールで菊地成孔ダブセクステットのライブを観る。六人の破綻寸前のセッションから生み出される、まるで空間を切り刻むような音とリズム。その全てを全身で感じながら、最後の電子音のフィードバックが消えるまで、終始興奮が治まることは無かった。音楽とは何か?Jazzとは何か?頭で考えて言葉を探すよりも、こんなに熱くて格好良いライブを観ているほうがずっと、その「何か」をキャッチできそうである。